北海道科学大学工学部情報工学科 松﨑研究室

超指向性スピーカーから発せられる音に対するエゾシカの反応検証実験

2019年9月18日〜20日の期間に北海道西興部村鹿牧場で実施した、超指向性スピーカーから発せられる音に対するエゾシカの反応検証実験の一部について紹介します。本実験について北海道新聞に紹介いただきました。

鹿の警戒声(2019年9月19日)

音は動画開始後約3秒から発せられています。超指向性スピーカーと撮影カメラの位置関係から、警戒声が記録されており、その音を確認できます。約80m離れた場所にいるエゾシカも警戒行動(音の鳴る方を注目)を示しているのがわかります。

ヒグマの鳴き声(2019年9月20日)

音は動画開始後約3秒から発せられています。撮影カメラが超指向性スピーカーの後方にあるため、動画には音が収録されていません。警戒行動(音の鳴る方を注目)を示しているのがわかります。

雷鳴(2019年9月20日)

音は動画開始後約3秒から発せられています。撮影カメラが超指向性スピーカーの後方にあるため、動画には音が収録されていません。12秒後にも再度音が発せられています。エゾシカが警戒行動(音の鳴る方を注目)を示しているのがわかります。